良いところ:
- ひと昔前のニューヨークには,こんなところがあったと垣間見えるところ
- 主人公が色々怪しげな仕組みを使って公衆電話を駆使するところ.時代なりにセキュリティ(を破る)技術があるのだということがわかる
- 中身の割に長いと感じられた
- 話の組み立てが散漫と感じられた.
下巻巻末の訳者あとがきでも,『「人外魔都」(←ニューヨークのこと)の探検家』と作者のことを紹介して,作品やストーリのことはそっちのけ.
「アンドリュー・ヴァクス(Wikipedia)」 によると,第二作の『赤毛のストレーガ』 (Strega)(1987年)はフランス推理小説大賞を受賞したとのこと.読んでみようか,どうしようか,悩ましい.
フラッド 上巻 下巻
1988/6/15
アンドリュー・ヴァックス (池本 和夫訳)
フラッド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
1994/09
アンドリュー ヴァクス (佐々田 雅子訳) ← 翻訳者が異なる
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