良いところ:
- クリーシィやグィドー,ピンタと言った登場人物をしっかりと描写している
- 比較的シンプルなストーリー
- (良い話なのに) カバーの絵が何とも古い
- 復讐が淡々と進み過ぎる嫌いあり
原著は1980年.二度,映画化されている.人物がよく描き込まれていると思う.ピンタやナディア,ローラに会ってみたくなる.良くも悪くも演出が控えめ.復讐の実行に入っても,ピンチらしいピンチも特になく,どんでん返しもない.誘拐は実は...ぐらいのひねりはあるが,概ね展開の読めるストーリー.でも,面白い.
カバーの絵でずいぶん損をしているように思う.
1982/8/25
A. J. クィネル (大熊栄訳)
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