良いところ:
- 雰囲気
- 母親の描写
- (残念とまではいかないが) 色々なことが,最後までは書かれない
- (同じく) 南アフリカでのことがスリリングそうなのだが,あまり書かれていない
映画のジェームス・ボンドのようなスパイらしい(?)活動は出てこない.二重スパイの重苦しさが特に何でというわけではないのだが,伝わってくる.サラとサムがどうなったのかとか,シンシアがどうなったのか,とか気になる.
残念は,例によって無理矢理.書いてしまうと,おそらく雰囲気が台無しになる.
1983/4/15
グレアム・グリーン (宇野利泰訳)
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