2016年4月17日日曜日

ステーキの焼き方 ― たまには贅沢を ―

ずいぶん昔,漫画『美味しんぼ』でステーキの焼き方を読んだ.漠然と覚えているストーリをネットで探してみると,どうやら「肉の旨味」(第3巻8話)の回だと思う.当時は,ビッグコミックスピリッツの方で読んだ記憶がある.第3巻はAmazonによると1985年5月発売らしい.そんな昔だったとは.

要は,ステーキの焼き加減のレアというのは,生ではなくて低い温度でしっかりと火を通すと美味しいという話.これをやってみた.

材料
牛肉 ― ステーキ用.部位は色々ある.
付け野菜 ― ジャガイモ (黄),ニンジン (赤),インゲン (緑)など.
調味料 ― 塩,コショウ等
焼き方
  1. 鉄板を強火であたためる.フライパンよりいつものすき焼き鍋の方が鉄が分厚くて気分が出る.蓋ができるものを用意する.ビショビショにした布巾を適当な場所に広げておく.
  2. 牛脂を入れて,煙が出るぐらいまで鉄板をよく焼く.
  3. ステーキ用牛肉の縁を焼いていく.20秒ぐらい,鉄板に押し付けると,しっかりと焼き目が付く.
  4. 上の要領で,全部の縁にしっかりと焼き目を付ける.
  5. 片面を20秒程度焼いて,焼き目をしっかりと付ける.
  6. 続いて反対の面を焼く.こちらは少し短め,例えば15秒程度焼く.
  7. 用意してあった濡れ布巾に鉄板 (すき焼き鍋) を押し付け,冷やす.盛大に湯気が上がるが,構わず冷やす.
  8. 適当に冷えたら,弱火にしたコンロに戻し,蓋をする.
  9. 牛肉の厚さによるが,3~5分程度,弱火で温める.
以上で外はカリカリ,中は赤く肉汁たっぷりに焼けるはず.付け野菜は,焼き始める前に準備しておき,牛肉を弱火で温めている間にお皿にならべておく.肉が焼きあがったらすぐに食べられるように万全を期す (大げさか?)

ソースに凝るのも良いが,いい肉ならば,塩・コショウが一番美味しいように思う.今どきは,様々な塩・コショウが入手できるから,あれこれ試すのが楽しい.


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